【こだわりをもつ意味と理由】
こだわるべきもの、そうでないものの区別
わたしがパートナーとうまく
いかなかった理由の1つが
《こだわりの強さ》
だと気づきました。
インスタグラムでも
#赤ちゃんのいる暮らし
#丁寧な暮らし
#〇〇のある暮らし
などと自分の暮らしを見つめたときに
こだわっている部分に焦点をあてて
繋がる方法をとる方が多いと思います。
今回はわたしの、
過去の暮らし方を振り返った時に
気づいたことをシェアします。
人はなにかしらに
《こだわり》があるものかと思います。
こだわり・・・あることを必要以上に気にして
それにとらわれること
と辞書にはあります。
否定的な意味のように聞こえますが、
これは昔の捉え方で、現在ではその捉え方も
変わってきているように感じます。
『物事に妥協せずそれだけは譲れない』
そんな意味合いが強いかと思います。
同じような意味で
『固執』や『執着』という
言葉がありますが、
こちらはネガティブなイメージで
捉えられてる事が多いと思います。
『固執』はある特定の物への一時的なこだわり
を示すのに対し、
『執着』は人の過去や習性といった囚われの
意味があります。
自分の過去や習性に囚われることなく
一時的な固執というよりは
良いこだわり=強い信念、愛着、思い入れ
をもって生きることは
ステキな事なんじゃないかと思います。
こだわりってなんだろう?
こだわりすぎてはいけないのかな?
自分のこだわっている物事を
リストアップしてみると
わたしはこだわっている物事が
多い…数えきれない…
Myルールに溢れている…
と気づきました。
そのこだわりやMyルールを見つめて
わかったこと。
こだわりとは、
《自分の理想像》に通づるもの。
『こうありたいとする自分像』こそが
こだわりの理由。
ですが、こだわりだと思っていたけど
自分で気づいていないだけの
『執着』や『固執』も含まれていました。
たとえば…
洗濯は必ず毎日する。
→「理想の主婦」という概念に執着
ご飯は必ず一汁三菜。
→「理想のお母さん」に執着
長女は正しく育てなきゃ。
→人に固執
添加物は絶対にダメ。
→ジャッジの心に固執
洋服はこの素材が良い。
→心地よく着るためのこだわり
紅茶を飲むときはこのコップが良い。
→心地よくリラックスするためのこだわり
リストアップすると
自分がなににこだわって、
どんなことに囚われて、
なにに固執しているか
よくわかりました。
分別すると
本当に自分の心地よさのためなのか、
それとも
理想像に囚われてやっていた
〇〇であるべき、〇〇じゃなきゃ、なのか
それもよくわかりました。
振り返ると
〇〇であるべき、〇〇じゃなきゃが多く
とても忙しい毎日を送っていた私。
そして、まだまだ手放せない瞬間もあるけれど、
〇〇だけど、いっか♡
〇〇でも良いよね♡
せっかくなら!と
思える気持ちが増えました。
そして、執着や固執を取り除いて残った、
《すてきなこだわり》は
自分の生活を豊かにするものですし、
キラキラさせるための要素ですし、
《すてきなこだわり》が集まって、
【わたし】になると思います。
▫︎ 自分の心を大切にするこだわり
▫︎ 自分を生かすこだわり
▫︎ 自分の目的を見出すためのこだわり
▫︎ 自分を高めるためのこだわり
そういうこだわりを厳選すると
【わたし】が磨かれるだろうし、
そういうこだわりがある人は人間味があって、
《生きることへの愛着》
《生命力の発露》を持ち、
自分を忠実に生きていくための要素
だと思っています。
わたしは結婚生活を経験して、
このことに気づけて
ラッキーだと思っているし、
こだわりの厳選をしていけば
自分の【追求したい好き】が見つかるだろうし、
自分の執着や固執を捨てるための
気づきをこのタイミングで得ることができて
良いチャンスを貰えたな
と思っています。
もし、
どうしてこんなに焦っているのか?
どうしてこんなに忙しいのか?
どうしてこんなに周りと合わないのか?
どうしてこんなに育児に疲れるのか?
そう感じているときは、
自分の生活の中にある
手放した方がよいこだわりがないか
振り返ってみると良いと思います。