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一人っ子はさみしい!?-ひとりっ子育ちの私が2人のママになった理由

一人っ子はさみしい!?-ひとりっ子育ちの私が2人のママになった理由

【一人っ子育ちのわたしが姉妹ママになった理由】

“一人っ子は可哀想ですか?”

女性が結婚をすると

次は妊娠を期待され、

1人目を順調に産むと

なぜが次は2人目を期待される世の中。

長女だけを連れてると、いろいろ言われます。

『お子さんひとり?』

、、、何人でもよくない?

『上にご兄弟がいらっしゃるの?』

、、、複数人いる前提で聞かないで。

『妹さんがいるなら寂しくないわね。』

、、、いなかったらなんなんだい?

『女の子で良かったわね〜』

、、、男の子ならなんなのよ。

見知らぬ人にあれこれ言われます。

今回はわたし自身、一人っ子育ちなのに

《なぜ子どもは2人産んだのか》お話します。

一人っ子のメリットはたーくさんあります!

さみしい、と感じたことは全くないです♡!

ケンカ相手は父でした。

遊び相手は母や祖母でした。

動物たちともたくさん触れ合ってきましたし、

習い事にはお金をかけてもらえました。

塾、ピアノ、ダンス、英会話、スイミング、

書道、ミュージカルもちょっと。

学校を休んで、母と美術館へ行ったり

お休みの日は舞台をよく観に出かけました。

普段から手作りおやつを作ってもらっていたし、

探究心のために科学館へ行ってみたり、

家の近くの自然を観にピクニックへ行ったり、

母とは濃い時間を過ごせました。

ただ、小学生の時の記憶として

『一人っ子』というと

・かわいそう

・さみしい

・遊び相手がいない

・だから我がままなんだ!

・好きに出来て良いね

と言われた記憶が残っています。

大人が言うほど寂しくないし、

我がままなのは私の性格です。

好きに出来て良いわけありません、

一人っ子ほど好きには出来ないです。

親の責任の目が私1人に集中しますから。

外に出された事だってあります。。。

そしてそんなわたしが、

《2人姉妹のママになった理由》

それは、

《親の死後に残る身内を残したかったから》

長女を妊娠する前に

わたしの母は白血病を発症しました。

闘病生活約1年、

発症した時は生きれるか死ぬかの状態。

その時私は20代前半。母はまだ40代。

急に、

母が死んでしまうかもしれないという恐怖

母を失うかもしれないという孤独感

誰とも涙を流せない寂しさ

このあとどう支えようか話す相手がいないこと

家に残された祖母と父の面倒。

入院生活の世話は?

もしお葬式となったら?

残った家の管理は?

お母さんには財産があるの?

就職のために家を出て2年目だった私は

家のことをまったく把握しておらず

とても不安だったことを覚えています。

この時はじめて

兄弟がいたらな、、と思いました。

それが、わたしが2人姉妹のママに

なった理由です。

誰しもが結婚する世の中ではない今、

わたしが亡くなった時に

寄り添える姉妹がいたら

きっと助け合ってくれるだろうし、

実際に言葉を介さなくても

お互いの存在があるだけで

安心するだろうと思っています。

母はと言うと、

現在は寛解期に入っており

2人のおばあちゃんとして

元気に子育てを一緒にしてくれています。

今でも一緒にお風呂に入って

一緒にベッドに入るほどの

ベタベタ親子です。