【食べなさい。は必要なし?】
〜こどもの本能に任せる食事〜
“食べないとお腹すくよ?”
“食べないと大きくなれないよ?”
“よそ見しないでちゃんと食べて!”
言っていませんか?
今回はわたしが気をつけている
《子どもの本能に従った食事のポイント》
をお話しします。
#0歳
離乳食食べない。他の子より遅い?
どうしたら食べてくれる?何が嫌?
早すぎたのかなあ?授乳のせい?
#1歳
つかみ食べがすごい…
食事のこだわりが出てきたなぁ
未だに食べない。うんちが硬くなってきた。
まだ大人とは別だしな〜。
#2歳
お野菜嫌がるようになってきた。
混ぜてもわかるじゃん…
お米しか食べない。フルーツは無敵。
フォークもスプーンもまだまだだなぁ
他の子は上手なのに。
今日もぜんぜん食べなかった。
#3歳
食べるようにはなってきたけどまだ小柄。
めちゃくちゃ食べるんだけど大丈夫?心配。
絶対食べないものが固定されてきた。。。
遊び食べはどうしたら良い?
ご飯おしまい?でもお腹空くよね…
保育園では食べるのにどうして?
#4歳
箸もスプーンもフォークも上手になってきた!
食べる量も安定してきたかも?
それと同時におやつでお腹いっぱいの日もある…
濃い味のものを好むようになってきたなぁ。
いかがでしょうか?
お母さんのお子さんに対する
食事の悩みは尽きないと思います。
前回、我が家の食事内容を
ちょこっとお話ししましたが、
“食べ方” はもっと大事かと思います。
【 1. 親がモデルになる】
“こんなふうに食べて欲しい”
その姿を、親が見せてください。
食事の挨拶をきちんとする、
出されたものすべて食べる、
好き嫌いをしないで食べる、
食器の扱いを丁寧な作法で食べる、
親がロールモデルになりましょう!
ただ “見せ続ける” だけで良い◎
【 2. 食べる量は子どもに決めさせる】
子どもは本能で食べるので
食べ過ぎ・食べなさすぎを
気にする必要はありません。
大人でも食べられる日食べたくない日が
あるのと同じように、子どもにもあります。
子どもは自分に必要な
【食べ物】と【量】は分かっているから。
え?あと一口で終わりなのにおしまい?
ということはありませんか?
あれは、そういうことです。
あと一口でも『ごちそうさま』なのです。
食事量について叱る必要は一切ありません。
我が家でも、食事が一口で終わりでもOK。
そのかわり、その後にいわゆる
“お菓子” は絶対に与えません。
【 3.食事の盛り付け】
子どもが食事を一目見ただけで
“食べ切れる!”と思う量を盛ります。
それが一口分でもOK。
多くの親は、
“このくらい食べて欲しいな”
という量を盛り付けますね。
それも、自分で選択させるのです!
2歳以降であれば
自分で盛り付けさせることもオススメ。
【 4.唾液を出させる食事形態】
唾液にはメリットがたくさん。
“噛まねばならない食べ物”を食べさせます◎
おにぎり、干し芋などの歯応えのあるもの。
口に合うように小さくする必要はありません。
噛み切る、噛み砕くことが必要な大きさも大事。
※トマトやぶどうは窒息の可能性があるので
半分に切ることは親の配慮です。
【 5. 噛むことに集中】
“噛む” の語源は “神”
今まで話したことの前に
もっとも大切なことは
《食事に対する姿勢》
食事以外の娯楽は
食事中には必要ありません。
テレビを消し、スマホをしまい、
食卓を囲む人とその時を楽しむこと。
“噛むことに集中” しながら
食べ物を味わうことが大切◎
食べ物の内容や、食べる量について
悩むのはその後です。
まずは親がロールモデルになりましょう。
お子さんの食事について悩みはありませんか?
コメントやメッセージ
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