【その習慣が顔を変えてしまうお話】
~口呼吸していませんか?~
アデノイド肥大 という言葉を
聞いたことはありませんか?
アデノイドという喉の奥にあるリンパ組織が
大人になっても大きい状態のことを言います。
これって、実は
幼少期は大きいことが普通なのです!
5歳をピークに最も大きく、
だいたい12歳までに小さくなります。
その12歳までの習慣によって、
顔の形が変わってしまうということなのです。
そんな顔の形のことを
アデノイド顔貌と言いますが、
その原因はほとんどが
【口呼吸によるもの】
幼少期にアデノイドが大きい理由は、
必要以上のウイルスを取り込まないための
身体の防御反応なのです。
成長していくうちに人は免疫力を獲得するので
アデノイドが大きくある必要はありませんが、
【口呼吸】をしている場合は、
いつまでたっても口から入るウイルスが減らないので、
小さくならない…というしくみ。
そのせいで、アデノイド顔貌と呼ばれる
特徴のある顔になるのです。
▪︎ 突出した唇
▪︎ 小さく後退した下顎
▪︎首〜顎のラインがはっきりしない
=Eラインがシャープでない
では、口呼吸をやめる予防策をお伝えしますね。
①噛まなければならない食事
→顎を引き締める筋肉を発達させる
パンよりもお米。白米よりも玄米。
おやつに干し芋や硬いせんべい◎
②4歳以降の指しゃぶりをやめる
4〜5歳で指しゃぶりが終われば、
出っ歯や開咬は自然治癒するから
③睡眠中に顎をひく
鼻づまりの解消はもちろん、
睡眠中の姿勢が大切。
子どもに枕を使うと顎があがり口が開きます。
枕は使わず、フラットなところで寝かせましょう。
④あいうべ体操
あーいーうーべーと口を大きく開いて
お子さんと遊びましょう!
大人になってから顔の形を直すことは
とても大変です。
口呼吸の習慣がそのまま続くと
脳への酸素供給量が不足して
脳の働きにも影響してしまいます。
お子さんが小さい今から
習慣の修正をして
気をつけてあげたいですね。