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肌が触れること。今わたしたちに必要なこと。

肌が触れること。今わたしたちに必要なこと。

【肌がふれること〜人の温もりが心を癒す〜】

だれかと手をつないでる?

だれかを抱きしめている?

ソーシャルディスタンスと言われて何年が経つ?

人に触れないようにと言われてどれだけ経つ?

皮膚は、わたしたちの内面と外を分ける

境界のようなもの。

この境界を通してでも

人の肌から感じるやわらかさやあたたかさは

人の心を癒します。

そっと手をつないで、

ぎゅっと抱きしめて抱きしめられたら

相手のあたたかさが伝わってくる。

皮膚とは、肌とは、手とは

相手の体温やにおいを分かち合うこと。

そばにいる、と実感すること

触れたい、と可愛がること

触れられたい、と信頼すること

生きている、という喜びをからだで感じる瞬間。

人間には哺乳類動物が持っているような

「毛皮」がありません。

体温をより感じられるように

人と人が触れやすいように

人の肌は皮膚がむき出しになっているようです。

人間の醍醐味とは

やわらかい皮膚が触れ合いながら

つながることができる生き物で、

その上に言葉のコミュニケーションがあること。

寒い冬に、好きな人の温度を感じながら手を繋ぐ瞬間

大人なら誰もが経験したことがあるのではないでしょうか?

その時のこころ穏やかになる感情、

肌と肌が触れ合うことは

【心に触れること】

愛するパートナーと

子どもたちと、

肌の触れる瞬間をつくることで

人はそこに「信頼」が生まれるでしょう。

肌に触れるとあの、心地よかった感覚を思い出したり

優しくされた感覚がよみがえったり。

人の温もりっていいなぁって。

子どもたちに、

そんなコミュニケーションを

子どものうちから教えたい。

ソーシャルディスタンスは

本当に必要なことか。

人との距離を保つことは

本当に健全な心を育むことができるのか?

人に触れる前に消毒することに悲しさを覚えるし

レジで手袋をしている店員さんに違和感を感じるし

過度な間をあけて並ぶ列を見てさみしさを感じる。

温もりのない世界を続けたくないなって思う。

なぜなら人は、肌の触れ合いによって

多くの幸福感を感じられると思うから。