【子どものウソにどう付き合う?】
– 子どもの罪悪感を信じる-
子どもたち、4歳ごろから増えてきませんか?
ちょっとした記憶のすり替えや小さなウソ。
子どものウソって残念ながら
けっこう見抜けてしまうんですよねぇ。
子どものウソは
「自分を守るためのウソ」と
「親の気を引くウソ」があります。
そして、
「事実と違うとわかってつくウソ」と
「わからずにつくウソ」があります。
いずれにせよ、
非難せずに付き合うことが大切◎
3歳ごろからは
じぶんの言っていることが
事実ではないことを認識でき始めてきます。
それほど知能が発達しているということ。
ではウソだとわかりながらも
親はどう対応したら良いか?
たとえば
下の子が泣く→お姉ちゃんが叩いたのかも?
「ねぇお姉ちゃんどうして叩いたの?」
「わたし叩いてないよ」
といったとしてもその場では「やっていない」を
いったん信じることが大切です。
「叩いていないんだね。わかったよ。
じゃあ妹が泣いている理由知ってる?」
そう聞いてみましょう。
それでも否定した場合、
「そうなんだね、じゃあ下の子にも聞いてみるね!」
といったん離れます。
たいていの場合は
《せっかく信用してくれたのにウソついてしまった》
という子どもなりの罪悪感が残ります。
そして少し時間が経った時に
『ねぇねぇさっき叩いちゃったの…』
と打ち明けてくれるのです。
その時は
『話してくれてありがとう。』
『素直に言うと気持ちいいね。』と
そこで始めて正してあげます。
もし最初のやりとりで
「お姉ちゃんたたいたでしょう!」
「下の子が泣いてるよ!ごめんねでしょ!」
と言ったら?
「やってない!!」の一点張りだったでしょう。
ウソをつくことは望ましくないと
日頃から教えることは必要ですが
本人が罪の否定をした時は
どんな理由であれいったん飲み込んでみましょう。
ちゃんとじぶんの罪を振り返り
罪悪感に対して反省できるはずです。
お子さんの成長を信じてみましょうね!