【安いから買うというかんがえで本当にいいか】
少しでも安いものを。
だって財布に優しいから、
少しでも家計を圧迫しないもの買いたいから
安ければ壊れてもまた買えばいいから。
本当にそうかな?
安いから買うという意識ではなく
多少高くても質の良いものを買うという
意識に変えると『地球に貢献』できます。
つまり、地球環境に感謝するということ。
安い商品というのはほとんどが大量生産。
確かに一人ひとりの財布には優しいかもしれないが
売れ残りが廃棄され、家庭では壊れたら簡単に捨てられる
このサイクルは本当に良心的なものなのかな。
社会問題のひとつにあげられるプラスチック問題。
社会が動きだしたように思える働きだけれど
世の中からプラスチックストローを
無くしただけでは大きな変化はないですね。
一人ひとりの意識を変えるにはきっかけとなると思いますが、
世の中のプラスチックストローをなくしただけでは
全体的にはさほど影響がないのも事実です。
100%全力でやろうとせず
最初は30%からという考えもよくわかります。
ですが、本気で動こうとしたら
コンビニの器や買い物袋、
ホームセンターの商品に使われているプラスチック
ありとあらゆるところに使われるものに対して
働きかけなければならない。
でもそれはちょっと難しいということで
とりあえずストローやレジ袋で対策を打ったのです。
つまり、ストローやレジ袋は
『スケープゴート』になったのではないでしょうか。
これって日常生活の中ではありふれていて、
人間関係でもよくあること。
集団内の不平や憎悪を他にそらすため
罪や責任をかぶせられることを指します。
(生け贄のようなことです)
ストローが世界中のどこにでもあり
ストロー製造者が反撃しないだろうと
見積もられた結果なのではないかと思います。
こういった大きな問題というのは
スケープゴート法をとることが多くあります。
ですがそこに惑わされず本質を捉えること。
とくに環境問題や経済が関わることは
決して感情的にならず
多くの事実と異なる視点を交えて冷静に。
消費者として意識を持った買い物をする。
安いから買うという考えで、本当に良いか。
振り返り、考えることって、とても大事ではないでしょうか。