【危ないから登らないで!その禁止やめてみない?】
やだっ!危ないから降りて!!
ママの叫びが今日も聞こえてきそうです。
我が家も椅子の上に立ってみたり、
ソファーの背によじ登ってみたり、
高いところによく登っていました。
ママとしてはヒヤヒヤするし
イスに立ったりテーブルに乗ったり行儀悪い気がするから
やめて!と禁止してしまいたくなりますよね。
でも禁止してもやりたいことはやりたい。
だって、登ることで修得できること
登ることで確認したいことが子どもにはあるから。
高いところから観る景色が楽しい。
登るために必要な運動力を身につけたい。
登った時にママが僕を見るその表情が、
なんだか嬉しい。
こんな意図があったらどうですか?
子どもの行動にはいつも
なにかしらの意図がある。
禁止する前にその意図について
こうして少しだけ仮定してみる。
ジャングルジムを登らせたり、
敷布団を重ねて階段を作ってみたり、
おうちに滑り台があるなら
滑り台を逆走して登ってみるのも。
やりたい!と身体がその機能を
発達させたがっているなら
満足するまでやらせてみよう!
そのうち満足したらイスの上に立ったり
テーブルに登ったりはしなくなる。
そして、してほしくないことは、
根気よく【ここは登りません】と
繰り返し伝えることです。
そのうち本当に良くないことなんだと認識し、
することはなくなるでしょう。
子どもの行動にはワケがある!
禁止するのではなくあえて満足するまで
して良い方法でやりたいだけやらせてみる。
それが子どもの能力を高めるために
効果的な付き合い方なんだ。