【だからわたしは牛乳を飲ませない】
これはわたしが、
ふたりの通う幼稚園・保育園に
通している意志です。
食べものについての考えはひとそれぞれですが、
どの側面からみても牛乳をごくごく飲む必要はない。
とわたしは判断しています。
娘たちの1歳半検診の問診票にこうありました。
◎母乳は飲んでいますか?
◎いつも飲んでいる飲み物は何ですか?
◎1日に飲む牛乳の量は?
◎牛乳以外に飲むミルクの量は?
この質問に違和感を感じるお母さんは、
どのくらいいるでしょうか。
母乳を卒業している前提であり、
牛乳を飲む前提であり、
そのほかのミルクは減らしてくださいね。
と伝わってくる問診票。
卒乳した我が子に『牛の乳』を飲ませる必要があるのか、
とわたしは思う。
『牛の乳』を飲ませるくらいなら
お母さんの母乳を飲み続けているほうが、
自然ではないだろうか。
人間の子どもが別種類のどうぶつのお乳を
ゴクゴク飲むことは本当に自然の流れだろうか?
とわたしは疑問に思う。
日本人の身体は、卒乳する時期になると
乳成分を上手に分解できなくなります。
これは日本人に乳を分解するための
『酵素』が足りないから
と言われていますよね。
日本人がカルピスやミルクティー、
ヨーグルトなどで便通が良くなったり
うんちが緩くなるのはほとんどが分解できていないから。
からだが『合わない=取り込めない』と判断しているから。
【牛乳=カルシウム】
ほとんどの国民が
こうインプットされていると思いますが、
飲んだからといって骨が強くなるわけではありません。
たしかにカルシウムは多く入っているが、
マグネシウムの含有量が少なくリンを多く含むので
ミネラルバランスが良くありません。
そのリンがカルシウムとくっついて
カルシウムまでも排出されてしまうのです。
また、乳タンパクのカゼインに関しても
いまは問題視されていますね。
ではなぜ、乳牛はカルシウムを摂取でき、
エネルギー補給ができると言われているのに
【乳アレルギー】が増え続けているのでしょうか?
牛乳を飲む人口が増えれば増えるほど
乳アレルギーの人数も右肩上がり。
スーパーに並ぶ牛乳はどれも真っ白で
大量に生産されていますが、
その背景もわたしは気になるのです。
◎ホルモン剤を投与
米国の32%で人工ホルモン剤が投与されている。
◎病気にならないように抗生剤の投与。
◎飼料には遺伝子組み換え産物・残留農薬・殺虫剤を使用。
母乳をあげているお母さんは、
母乳へ成分が移行しないように内服やお酒を控えますね。
牛乳も同じです、移行しないわけがありません。
その影響か、
初潮を迎える年齢が年々早まっていますね。
胸の膨らみや、発毛の時期も早まっています。
保育園に行けば毎日欠かさず飲むことになるので
因果関係がないとは言えない、とわたしは考えます。
とは言え、
娘たちがある程度の年齢になり、
この事実を知ったうえで
身体に取り込むと判断したとき
『必要だと思うのなら摂取したらいい』
そう答えると思います。
ただ、なぜそれを食べていて、
なぜ食べる必要があるのか。
まただれがなんのために身体に良いよ!と勧めるのか
よく考えて選ばなければならない時代。
あなたたちが生きるこれからは、
すべてを慎重に選びとることが
健康と豊かさのカギだよ、と伝えたい。
ひとつひとつの選択が未来を作るから
【最良の選択】を積み重ねていきたいですね。