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ねぇどうしてマスクしないの?

ねぇどうしてマスクしないの?

【ねぇどうしてマスクしないの?】

先日、娘がおともだちに聞かれたようです。

長女はなんて答えたかというと、

『ママがマスクいらないよって言うから。』

娘はこう答えたそうです。

わたしは娘がじぶんの言葉で、

『苦しいから』『暑いから』

こう言ってくれることを祈りましたが、

5歳とはこのくらいか。

という思いにもなりました。

じぶんの意見を大きな声で主張できる子もいれば、

そうでない子もいます。

覚えていますか?

以前、小学5年生の児童がマラソン中に亡くなりました。

マラソン中、ハァハァと息苦しい中

あと少しあと少しと走る児童に

いまここで【マスクを外さなければ】という

考えが浮かぶだろうか。

この児童が家族の中でどんなやりとりをしていたかはわかりません。

家族に持病をお持ちの方がいたかもしれないし、

どうしても感染するわけにはいかなかったのかもしれない。

ここはわからないが、

おとなの主張は、

【マスクの着用については児童に任せている】

しかも、

【倒れた時、児童は顎にマスクがあった】

ということであった。

これは正しいおとなのやり方だろうか。

倒れたともだちの顔を見るべく

マスクをずらした児童がいるかもしれないし、

倒れる直前にマスクがずれたかもしれない。

一番に駆けつけた大人がずらしたかもしれない。

これらは憶測だけれど、

報道はなんとでも言える。

その前に、どんなリスクがあって、

子どもの判断力はどの程度のレベルなのかを

おとなが考慮するべきだった。

1人の小学生が、

クラス全員がマスクをつけているのに

自分だけはずせるだろうか。

先生だって必ずつけている。

そんな世の中で、

じぶんひとりが苦しいからと言う理由で

ハァハァと脳に酸素が回っていない状態で

行動に起こせるだろうか。

ニュースを見る時、

わたしはいつも残された家族の状況を想像する。

ご両親、悔やんだだろう。

マスクをしなければならない状況の中

マスクを外さなかった子どもにエラいぞ!本望だ!

と言う大人はいないだろう。

なぜじぶんの判断で外さなかった?

苦しかったんだろ?朦朧としていたんだろ?

と思うよね。

ここにも言いたいことはあるけれど

感染を防ぐはずのマスクは今。

【なにを守っている?】

マスクをしない理由が、

『ママがしないでと言っているから』

これでもわたしはいいと思っている。

娘たちは、わたしには、

『苦しい』『暑い』『邪魔だ』と言ってくれるから。

マスクで感染症を予防する。という人はつければいい。

でも幼稚園に行った娘が、

死体となって帰ってくるのはやりきれない。

それならばどんな病気でも移って熱を出して戦えばいい。

(これは言い過ぎだけれど)

普段から外を駆け回り、土や虫に触れ、

大きな口を開けて呼吸し、

食事・睡眠・運動を

しっかりしている娘たちなら大丈夫。

マスクで予防できるようなものは、

普段の生活を整えていれば大丈夫。

正常な判断ができる大人なら

外にいる時くらい、運動しているときくらい

【マスクはずしてごらん】と声をかける。

そんなおとなが増えたら世の中は変わると思う。