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母性性と父性性の与える順番。〇〇しなさい!〇〇はだめよ!

母性性と父性性の与える順番。〇〇しなさい!〇〇はだめよ!

【父性性は十分すぎるほど機能している】

〜母性性と父性性の与える順番〜

わたしの考えでは、

母性性とは【子どもたちを包み込む力】

父性性とは【規則や規律を教える力】だと解釈しています。

お母さんというのは妊娠・出産と知らないうちに

母性性が培われていくもので、

子どもを育むうえでは圧倒的に大事な要素。

十分に愛されていると感じ、

帰る場所があれば自分自身の存在が、

しっかり自覚できるので生きる源にもなります。

でも残念なことに

母性性が十分に機能していない家庭が増えています。

規則を教える力である父性性は、

いまはどの家庭でも十分すぎるほど機能しているのにです。

どうでしょう?

多すぎるほどに【規則や規律】が散らばっていませんか?

もちろんそう思い込んでみたり、

必要以上に周りの目が気になる時代でもあるので

【ルールを教える機会】が圧倒的に多くなってしまうのです。

母子家庭の我が家はわたしが、

【子どもを無条件で愛する場面】と

【世の中のルールを教える場面】両方を担う必要があるので、

怒ったり笑ったり、優しくなったりと

コロコロ役割が変わるわけですが、

意識せずにいると【ルール化】が多くなる傾向にあります。

誰かが厳しくしたり、

誰かが温かくだきしめる役割がある家庭は、

ベストなバランスが取れていると思います。

でもこれは、なによりも

【与える順番】がとっても大切です。

『あなたはそのままで大切よ。』と認められ、

親を信じながら成長したうえで

『こうしなくてはなりませんよ。』という

ルールを受け入れる準備ができる。

どうですか?

子どもたちは包み込まれる気持ちを

十分に感じられないと

規律やルールは受け入れられないのです。

昔から子どものしつけは早くからといいますが、

母性性さえ十分に与えていれば、

そのほかはあとからなんとでもなる。

なぜなら、家庭から出た外の世界はほとんどが

ルールに従うことが求められるので父性性の世界だから。

母性性を十分に感じることが最もの子どもたちには大切。

それが土台にあれば、

社会からルールを学び

受け入れる力は自然と培われていくからです。

今日もひまさえあれば、

子どもたちを抱きしめ、可愛いね。と

愛でる時間を持つとしましょう。