【マスクを外し密を避けないことで守れるもの】
~これまでと異なる環境で育っていくこどもたちへ~
コロナが流行する前の子どもたちは、
お互いにからだをくっつけあい
大笑いしながら思いきり遊んでいました。
子どもたちにはそういった
”楽しい” 感覚が脳内に蓄積、
それが幸せ体験となって心も育んでいきます。
それがこの数年でガラッとかわりました。
『給食は黙って食べよう』
『小さな声で話そう』
『触れる遊びはやめよう』
『友だちとは距離をとろう』
そんなことを経験しました。
触れ合うことで人の温もりを記憶に残し、
笑いあうことで人との関係を深める子どもにとって
それを抑え込まれるストレスは相当なものです。
では、この環境の変化に対して、
周囲の大人ができることとはなんでしょう。
どんなことに意識すべきでしょうか。
おうちではマスクをしたり
密をさけるといったことはしませんね。
親が我が子にできること。
それは、
◎とにかく触れ合う
◎とにかく笑い合う
◎とにかくおしゃべりする
とっても簡単だけれど
いまの子どもたちを守るためには
最適であり最も効果的なこと。
5分でも10分でもとにかく触れ合うことです。
スマホやテレビで人の顔を見ることはできますが、
幼い子にはそこでの学習効果は期待できません。
画面越しに ”楽しい”とか”うれしい”といった感覚が体感できないと
相手の感情を受け取ることにはつながらないのです。
これから多くのひとの感情や
人との付き合い方を学んでいく子どもには
目だけでのコミュニケーションではなく、
口も目も頬もシワも、
表情全てを総合的に見て感じ取る機会が大切。
大人以上に
言葉として表現したり、
行動としてアクションすることが難しい。
ということを含めて生活様式を考えましょう。