【国内初 中絶薬の承認へ】
2020年の中絶件数14万5340件
人工中絶件数は年々増えるばかり。
中絶に対するアプローチに
変化があった。
【内服薬での中絶が認められる】
世界的には妊娠初期は薬による中絶が
簡単かつ安全とされているが
日本では残念ながら承認されておらず、
昔からの掻爬手術が主流。
ただ、この子宮の中を器具で掻き出す事は、
身体への負担も多く吸引法に比べ
合併症を起こす可能性が、
2〜3倍高い方法でもあります。
WHOでは2種類の中絶薬の使用を認めており、
その中のミソプロストールは日本ではすでに
胃腸薬として処方されている。
胃腸薬として使う場合は流産のリスクがあるので、
妊婦は内服できないと記載があるお薬ですが
海外では飲む中絶薬は70カ国以上で使用されていることに比べ
日本では長い間承認されずにいた。
やっと身体の負担を最小限におさえられる内服薬での中絶を認められる。
たしかに侵襲性の少ない方法はメリットとも捉えられるが
『よかったね!』と思えることでしょうか。
なんと、臨床試験では93%が
24時間以内に中絶に至った。
・・・・・どんな印象を持ちますか?
強力な威力のある中絶薬は、
はたしてその薬の副作用まで
考慮しているのか。
●避妊に対しての意識が低くならないように努めるべきだ。
●からだへの負担が少なくなると心のケアも同時に薄れてしまう恐れがある。
●安価となるとどの年代でも手が出せるようになる。
結果、命の取り扱いが軽くなる可能性もある。
どんなツールも大事なのは活用の仕方。
これからはさらに
【若者への性教育】を
強化しなければならない。
大人はこの議題について
もっと真剣に若者へ
伝えていくべきではないか。
みなさんは我が子に
どんなアプローチをしたいですか。