BLOG

ママ友にはなれなくても。

ママ友にはなれなくても。

【ママ友にはなれなくても】

幼稚園に通っていた長女がこんな話をしてき他ことがありました。

『Mちゃんと延長保育したい!!』

こんなこと幼稚園生活で初めてです。

以前、いちど延長保育をしたことがあります。

その時は思っていた様子とは違かったようで

それっきり延長保育はしていませんでした。

そんな次女が、

じぶんからお友達と一緒に終園時間まで延長保育したいと。

正直わたしは、

『げっっ!いやだな・・・』と思いました。

わたしにはママ友と言える関係の人が

本当に、まったくいないからです。

いままでの幼稚園行事でも

会釈程度で回避してきたわたしは

おともだちの顔と名前も一致せず

保護者の顔すら把握していない状況です。

娘にも友だちができる、

遊びたいと言う日が来ると覚悟はしていましたが、

わたしにとってママ友とのお付き合いは

あまりにも気が重いものだったのです。

ですが、本人が選んだ一緒にいて楽しいお友達との時間。

わたしも一歩踏み出すときが来たかな〜なんて思っていたら

同じところで園バスに乗るRちゃんママが、

『Mちゃんのママと繋ぐよ〜!』と言ってくれました。

そしてRちゃんママから

こんなひとことを言われたのです。

【子どもがきっかけでも

  本当に仲良くなれるママに出会ったりもするよ】

このとき、

気の合うママと出会えるかどうかを

わたしの楽しみに変えよう!と思えたのです。

わたしにも幼稚園から中学生まで

学校の中では1秒も離れないほどのお友達がいて

母はその関係に付き合ってくれていた。

母が親同士でコンタクトをとってくれていたから

毎日仲良く楽しくずっと親友としての関係を

続けていられたのだろうなと思ったら、

わたしにも多少の歩み寄りは必要だと思わされたのです。

初めて幼稚園のお母さんと連絡をとるわたし。

『いつも娘がお世話になっています』から始まる文章。

これまでママ友との関係を避けてきたわたしには、

とても緊張するやりとりでしたが、

Mちゃんと楽しく延長保育をすごし

ニコニコして帰ってくるであろう娘の表情を想像すると

長女がじぶんで社会を広げていくことを感じ、

とても嬉しいものでした。

今まで避けてきた親同士の関係が

これからどんなふうに変化していくか

実はいま、楽しみになってきた。

そんなわたしのお話でした。