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自己肯定感はこうやってあげる①

自己肯定感はこうやってあげる①

【はやくはやくと言わなきゃならないママへ①】

『ねぇママこっちきてー!』

と呼ばれたら

『いま〇〇しているからちょっと待って!』

という経験はだれにでもあると思います。

大人のわたしたちでも

「ちょっと待って」という場面が多いのだから

子どもはその何倍もそう思うはずなんです。

なぜなら子どもの起こす行動というのは、

本能に基づいた『成長プログラム』によって

行動を選んでいるから。

ママが洗い物をしているそれは本能ではないけれど、

子どもの行動のほとんどが本能。

この活動を理由もなく、

何度も何度も中断させられていたら

活動意欲が起こらなくなるわけです。

いつまでも作業をやめてくれない我が子に、

『いつまでやってるの』

なかなか急がない我が子に、

『はやくしてよ〜』

今でなくてもいいことを延々と続ける我が子に、

『それあとにして』

と声をかけたことはありませんか?

もちろんわたしもあります。

ここに頭を悩ませたり、

ここにイライラしたこともあります。

この自然の欲求があることを踏まえた上で、

いつまでも同じことを繰り返したり

泣きながらできない〜と訴えていたり

十分にやっているのにまだやる!と主張したり

ここに付き合うことって実は本当に大変だし、

いつまで付き合えばいいの?

そんなことをしていたら

いつまでも他の作業に移れないじゃない。

やりたいままを叶えていたら

いつまでも生活リズムをつけられないでしょう?

やりたいことだけをしていたら

社会に出たときに大変でしょう?

それはどうするの?

このペースを待っていたら

いつまでも周りとの足並みが合わなくなるじゃない。

たしかにそうなんです!

お母さんとは、

我が子が社会の中で

どんなふうに振る舞えばいのかを

教えなければと思っているので

大変気にする部分かと思います。

周りを気にせずいつまでもじぶんの

やりたいことだけやっているようでは心配になります。

我が子の伸ばしたい能力を尊重したい

一方、いつまでもじぶんのペースだけでは困る

といった感情との戦い。

人と人の関わりですし、

ひとりの生き物の成長なので

すぐに解決!あっというまにいう通り!

こんな解決法はありません。

ですが大人がひとつ子どもの性質をしり

子どもが『自ら区切りをつける』

判断力と決断力を育てていくこと。

これが我が子の成長意欲を損ねないために必要な

おとなのアプローチ要素になります。

次回は具体的に方法論をお伝えします。