【はやくはやくと言わなきゃならないママへ③】
前回②は
なかなか周りのペースに合わず
やりたいことに夢中になってしまう子への
アプローチをお伝えしました。
①→こちら。
今回はその続編。
子どもに自分で区切りをつけさせる
力を育てることは同じですが、
お話ができる子へのアプローチです。
【人は尊重されると他人も尊重する】
まずは人間の性質のお話から。
自分のリズムを大切にされると
周囲のリズムも大切にし始めます。
決定権を与えられると
他者にも決定権を与え始めます。
その努力をせず
『はやくしなさい!』と圧力をかけると
『やだー!うるさーい!』となるのが人間。
だから大人は子どものリズムを
尊重する必要があるのです。
子どもの反発にも必ず理由があります。
心当たりのある場面は
多いのではないでしょうか。
【①行動を中断された】
○もぅ行くよ!と突然言われた
○触っちゃだめだよ!怒られた
【②決定権を奪われた】
○こっちね!とママが決めた
【③思っていたことと違かった】
○いつもと違うことが起こった
○前は〇〇だったと予想とはずれた
【④自分でやりたかった】
○やりたかったのにやらせてもらえなかった
ほとんどがこの4つに
当てはまるのではないでしょうか。
2歳以降会話のできる年齢の子どもには
具体的な提案をしていきましょう。
《使える言葉はこれ》
▪️いつまでにする?
…時計を見て区切る
▪️どこまでにする?
…気持ちよく終われる頃合いを決める
▪️どっちにする?
…2択にすると決定権を与えられる
どれも決定権は子どもにあります。
ポイントはここにルールも入れること!
お母さんここまでなら待てるよ。
お母さんここまでなら手伝えるよ。
と範囲を決めることでどれを選択しても
お母さんのストレスは軽減されますよね。
その結果、
子どもたちは自分の生き方が尊重され
お母さんの都合も尊重し始めるのです。
是非、実践してみてください。