【はやくはやくと言わなきゃならないママへ②】
はやく着ちゃいなさいと言いながら
なかなか着替えない我が子に
なんていいましょう?
もういいから!
ママやるから早く着ちゃって!
寒いでしょ!
といって事を済ますことは簡単です。
気を抜くとすぐに『早くして!』って言ってしまう。
しかし、娘の心の中には、
『やれなかった』
『やらせてもらえなかった』
『待ってもらえなかった』
こういった感情が残ります。
さらに「いつも遅いんだから!」
な〜んて言っちゃうと
【わたしはいつも遅い子なんだ】
これがインプットされます。
周りの動きに合わせられず、
マイペースに過ごす子にはこうアプローチしましょう。
気の済むまでその作業を続けさせることが基本。
でも周りは通常の流れで動きつつ
その空間にはいさせるのです。
すると
視界には周りの動きが入りますから、
『わたしだけが違う事をしている』
ここに自ら気付いたときに
必要であれば子どもは自分から合わせようとします。
この経験を何度か繰り返すうちに
『もうすぐ〇〇の時間だな』
と状況の先読みができるようになるのです。
ただ、こういう記事を知り
実践してみたあとに思いませんか?
『そんな丁寧に付き合っている時間ないよ…』
1度はしてみたけれど
2度目はまたもとのアプローチに戻る。
わかります、わかりますが、
それでは子ども相手に効果はありません。
自我をもった生き物相手なので
何度も何度もアプローチする忍耐力は必要だと思います。
【我が子のペースに付き合う】
とても大変ですが、これが長い目で見たときに
一番我が子の成長の助けになっているでしょう。
もちろんそれは自己肯定感にも繋がります。
『子どものペースに付き合う』
ことを踏まえた上で
次回は、お話ができる年齢のお子さんへの
アプローチをお伝えします。
前回①はこちらです。