【親にくちやかましさはいらない】
~もう!お母さん黙ってて!~
最近、母とも言い合いが多いわたしです。
あなたは何を優先に育児をしていますか?
親のぬくもりを思い出す場面は
決まって親が見守ってくれた時のこと
認めてくれたときのこと。
朝、起きるのが遅い、準備が遅い。
帰ってきたと思ったらだらだらしている。
着替えてしまいなさい。
宿題やってしまいなさい。
学校行かれないよ?
はやく寝なさい。
まったくいつも遅いんだから。
どこの家庭でも聞く
親が口うるさく声をかける場面。
口うるさくいうことやめませんか?
人間には〈承認欲求〉があります。
なによりも子どもたちが満たしたい欲求。
ここでこんなことを言う大人たち
『また起きられないのね』
『○○ちゃんに置いていかれるよ』
『着替えてしまいなさい』
『宿題してしまいなさい』
否定・比較・強要を使って
〈できていないこと〉を突きつけられた子どもは
やる気を出すでしょうか?
『昨日は頑張って起きたね!今日はどうする?』
『○○ちゃんと楽しくいったら?』
『着替えならすぐに終わるよ』
こんな簡単な言葉だけで十分。
子どもたちにはすでにできる能力があるわけだから
やる気をへし折らなければいいのです。
それがなんだか、
『お母さんだから』という理由で
口うるさくいってしまいがち。
大人は子どもを
動かさそうとしないことです。
動かそうと思って
動くほど子どもたちは無能ではありません。
『真我』に基づいて動ける能力がある。
これが子どもの素晴らしいところ。
つい口やかましく言いそうになったら、
いけないいけない。
『やる気をへし折るところだった!』
『必要になったらやりなよね!』
こんなふうに思いながら
そばにいたらいいのです。
おとなになった我が子が思い出すでしょう。
あの時、わたしのお母さんは
わたしのやることを全て認めてくれた。
だからわたしはわたしを信じることができた、と。
あの時、お母さんが、
わたしのすることなすことすべてにうるさかったら
こんなにも考え、行動できる
大人にはなっていなかった、と。
あなたはどんな未来を想像して
我が子と関わりますか。