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ママとパパどっちが好き?不思議なことを問う親に。

ママとパパどっちが好き?不思議なことを問う親に。

【ママとパパどっちが好き?他者比較のきっかけを与える質問に対して言いたいこと】

~愚問すぎる質問に対して~

わたしの父が3歳の次女に聞きました。

『ママとパパとじじとばば

        だれが一番すき?』

この質問、どう思いますか?

大人のあなたはこう思いませんか?

母のいいところはここだけど・・

父にはこういうところ尊敬するしな〜。

なんて、すぐ比較。

そのとき3歳の次女がこう答えました。

『ママとパパとじじとばばみんな好き!』

後ろから長女がきました。

『わたしは地球にいるみんなが好き!』

子どもたちにはまだまだ

他者比較の概念がありません。

比較の概念が生まれるのは

はやくて8歳以降。

大きい・小さい

長い・短い

細い・太い

という容姿での見分けは4歳ごろから確立しますが。

ここに価値などはおいていません。

そして、過去と未来がわかるのも

4歳ごろからなので

前は〇〇してくれなかったのに

今は〇〇をしてくれるようになったという

その人の変化を感じ取ることはできます。

だから、子どもに他者を比べさせようとしても

それは愚問なのです。

ママとパパどっちが好き?

という質問ではなく

『パパはママとあなたを愛している』

それだけで良いのですよ。

『すき?』の確認は家族なので必要ありません。

訪ねたくなったら親がまず

『愛しているよ』を伝えましょう。

こどもの方から

『ママ…僕と弟どっちが好き?』

と聞かれてゾッとしませんように。

親がまずこどもに他者比較の機会を与えないことです。