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離乳はさいごのさいご。

離乳はさいごのさいご。

【離乳はさいごのさいご】

食事の講座をしていると

お子さんのご飯についての質問をよく受けます。

我が家の次女は

1歳を過ぎてから離乳食を始めました。

それでもそのあとも長く、

おかゆと味噌汁だけでした。

離乳食=お乳を離れるために

と考えているママさんが多いと思いますが、

わたしは、

お乳を離すための離乳食ではないと思っています。

首が座ったら離乳食をスタートするよう

指導をうけると思いますが、

いえいえいえ。

4・5ヶ月では消化能力がまだまだ未熟過ぎます。

はいはいを元気にするようになってからで十分です。

早くて6ヶ月、

個人的には1歳を迎えるまでは

本人が希望しなければ、

積極的にならなくていいとさえ思っています。

なぜなら、ママたちとっても悩むんです。

◎離乳食の進みが悪くて・・

◎うちの子あまり食べなくて・・

◎小柄だから食べないのかな・・

◎周りは普通のごはん食べるっていうし・・

そして今は、

SNSで他の家庭のお子さんの

成長度合いをよく見ることができますから

比較してしまいますよね。

でも、赤ちゃんにとったら

食事は食欲を満たすことであり

食欲を満たすことは生きること。

ただしい離乳食の進め方なんて

必要ないのです。

赤ちゃんが毎日一定量のごはんを

しっかり食べはじめるわけがないのだから。

それよりもそんなに早く離乳しなくていいよ。

ずっとずっと母乳、飲んでいたらいいじゃない。

もうおっぱいなんてい〜らない!となるまで。

母乳さえ飲めていれば

栄養はママがとったらいいですね。

食べなくて心配することもないでしょうし

お熱の時も母乳でなんとかできます。

外出先でもごはんの心配がありません。

ただ、生活環境次第では

0歳児で保育園に通う子も少なくありません。

その時は『母乳は夜寝る前だけルール』など

作っておいたらいいですね!

もちろん、それで

睡眠の質がさがるので母乳はおしまい!と

するママさんも多くいられるとおもうので

それはそれで適切な判断かなと思っています。

だからわたしの伝えたいことは

離乳はさいごのさいごの手段だよ、と。

赤ちゃんに満足するまで母乳を飲んでもらってくださいね。