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ただ我慢させるのではなく理由も理解してほしい

ただ我慢させるのではなく理由も理解してほしい

【ただ我慢させるのではなく理由も理解してほしい】

-現状を察して未来を想像できる子を育てる。-

常々わたしは、

人の言うことに闇雲に従うな

と言うことを述べていますが

すべてをじぶんの意見で押し通す

とはまた違います。

【忍耐力】というのは

この社会で生きていく上では

必要な力であり、

じぶんを苦しませないためにも

学んでおく必要があります。

忍耐力とは

現状を察して未来を考えられるか、

ではないでしょうか。

なぜわたしが日々、

じぶんはどうか?

じぶんはどうする?と問うかというと

【自分で理解して判断する】ことの

メリットを知っているからだ。

たとえば、

「このことなんだけど、いつまで待てる?」

と聞かれた場合

「え、なぜ?」と聞き返すでしょう。

そう、人はじぶんに降りかかることの

理由を知っておきたい存在なのです。

だから子育てに困っている

お母さんたち。

ことこまかく【説明】することは

子育てに必須だと思っていてください。

「帽子をかぶりなさい!」

「やだ!」

「お外いけないよ!!」

「やだ!」

なぜ帽子がそんなに必要なのか

子どもたちは知らないからです。

【説明を省略していませんか?】

帽子をかぶらないと

頭が日に焼けて皮がむけちゃうよ!

もしかしたら痛い思いをするかもしれない。

それでもいい??

今日は倒れちゃいそうなほど暑いの。

○○ちゃんの具合が悪くなることは避けたいの。

被ってくれる?

この30秒で終わる説明を

省いてしまうことはありませんか?

普段から子どもにも

大人が求める理由をきちんと述べることです。

闇雲に従わせては子どもたちも黙ってはいません。

「え、どうして?」と聞き返す本能が

無意識に備わっているからですよね!

だって理由も知らされずに

我慢するなんて、

理不尽すぎる。

我慢にはそれなりの理由と

我慢することの利点を求めたいと思います。

我慢をさせたいなら理由を述べること。

我慢をしたあとには必ず

じぶんにとっての利点があることを

経験させていくこと。

その価値がこの我慢にはあるだろうか?と

そこまでの想像力を

日々の関わりで子どもに養わせていきましょう。

やることは一つ、

忍耐力をつけるためには

【丁寧な説明】です。

それがいつか

現状を察して未来を考えられる力のある子を

育てることにつながっていると

私は考えています。