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IQに影響!?将来役に立つ!今すぐ育てたいメンタルローテーションの話

IQに影響!?将来役に立つ!今すぐ育てたいメンタルローテーションの話

【今すぐ育てたいメンタルローテーションの話】

~頭の中でクルッと回転!~

4歳くらいでしょうか。

ある程度の年齢を迎えたお子さんに

箸を貸して!

はさみを貸して!と声をかけたとき、

クルっと回して受け取り手が使いやすいように

渡してくれるようになります。

これはメンタルローテーションといって

相手の目線で物事を捉えるようになった証拠です。

メンタルローテーションとは

脳の中で物事をクルッと回転させて捉える能力ですが

わたしたちは、

ひとつのものを様々な角度からとらえる能力が備わっています。

しかもそれが、

一部分しか見えていなくとも

脳内で補いながら情報を処理できるそうです。

このメンタルローテーションの力は、

IQの高さにかなり!関係しているのですが

育てられるものなら育てたいですよね!

育てられますよ!

メンタルローテーションの作業は、

架空の中で行うので

自分視点ではない客観的視点を育てる必要があります。

つまり「内観」を担っている。

上頭頂小葉を活発にすることで育ちます。

生後3か月ごろから成長し、

生後5か月ごろから

ものを回転させる様子がみえるので

遊びながらの訓練が効果的!

まだ歩くことのできない月齢では

鏡をのぞいて遊んでみましょう!

物事がひっくり返る概念が身に付きます。

赤ちゃんのおもちゃに鏡が多く使われる理由は、

ちゃんとあるのですね。

ダイナミックな動きができるようになった時には、

ジャングルジムを使って

空間把握の力とともに育てましょう!

ジャングルジムは、

上下、左右、前後ろでの移動ができるので

自由に回転させることにつながります。

他にもパズルやつみきが

有効的に働きます。

難しく考えないでください。

3Dの遊びをしたらいいのです!

こういった力を育てることで

将来どんなことに活かせるかというと

論理的思考や問題解決能力。

ユーモアを理解する力。

さらに、相手はどうだろう?

どういう状況だったんだろう?と想像する力。

自分が相手だったら・・と立場を逆転して

考えられる能力に関係してくるのです。

公衆トイレを汚く使う人が増えていますし、

外食先でも食べたあとの食器を

そのまま出る人もいます。

想像力に欠ける人が増える現代に

積極的に育てたい力ですよね。

なんと!音痴なひとは、

メンタルローテーションが苦手という

研究結果が出ているそうです。

へ〜〜〜!

こういうところにも関係があるとわかれば、

今日から3Dな遊びを取り入れ

はい!と渡された箸やはさみが、

相手の使いやすい方向で渡された時には

心の奥でそっと喜んでみてくださいね!

子育てにはたくさんの喜びが詰まっていますね!