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学校のプール、民間へ。変わる授業体制

学校のプール、民間へ。変わる授業体制

【学校からプールがなくなる⁉️】

今、市内の学校で

プールの授業を行わないと

判断したという報告が出ている。

これを聞いてわたしは全国の小学校、

プール事情がどうなっているのかを調べました。

まず動向として

従来のプールの授業を行わない、

とした学校がどうしているか。

民間の温水プールを使用しながら

スイミング指導ができる専門家を招いて

指導していただくようになっているという。

その背景には、

コロナ禍で2年間プールの授業を

行っていないこともあるが、

学校にプールが造設が普及されたのは

50年ほど前。

いま

ちょうど老朽化が進む時期にあたるので

この機会に廃止しよう

という声が多くあるようです。

全国のプールを立て替えようとしたら

かなりの費用がかかります。

この機会にこんなデータが上がりました。

【プールの授業にかかる1校あたりの費用】

●学校のプール

 1年平均770万

 (建設費2億以上

 (改修費2億以上

 (運営費用234万

●民間のプール

 1年平均507万

 (利用料347万

 (送迎バス代160万

どうでしょう。

コストを考えてもやはり

学校のプールを使わないことの方が

メリットが多くなっているようです。

他にも理由はあります。

生徒の人数に対して

観察する大人の人数が足りないこと。

そして、気候変動により

一定の外気温に到達すると

水泳すら熱中症の危険があるということ。

これらの理由を踏まえて

いま、学校のプールの授業が廃止されている。

そのため、同時にとったアンケートでは、

水泳教室に通う児童が多くいる

という結果であったそうです。

人気の習い事ランキングでも

水泳教室は上位にあがりますね🏊🏻‍♂️

そのくらい水泳は、

こどもの身体の発達に良い影響を与えるので

親としては経験させたいのでしょう。

学校も日々、

環境に適応しなければなりませんが、

親ができることといえば、

『なぜそれができなくなったのか』を

一緒に解いてあげること。

『どうしたら経験できるか』を

一緒に模索していくこと。

経験に勝るものはないですから

子どもたちに多くの経験を

財産として残したいですね。