【幸福度、世界ワースト２位】

先進国の子どもの状況を分析しようと

２０００年からユニセフが報告している

「レポートカード」

３８カ国の中で日本は２０位。

精神的幸福度はワースト２位。

幸福度＝幸せ！と感じているかどうか

ではありません。

子どもたちの生活水準や心身の健康など

子どもたちの生きる状況のことを指します。

ユニセフが行っているレポートカード１６は

「生活満足度の高い15歳の割合」

と

「15〜19歳の自殺率」という

２つの指標をもとに順位づけをしています。

日本は世界で見ても

銃声の音が聞こえることもなく

誰かが大量に殺される心配もない安全な国で

望む時間に電車がくる。

そして

日本で餓死するのは難しいほど

わたしたちの暮らしは保障されています。

そんな日本でどうして幸福度が問題に上がるのか。

【今の生活に満足している】と答える子どもが

４０％以上いるにも関わらず

自殺する子どもが増えていることには

疑問を抱いたほうがいいでしょう。

どこに自殺の原因があるのか。

どこだと思いますか？

いろんなところにあるでしょうね。

でも根本の問題は、

子どもが大人を信用していないことにあると思います。

自己肯定感が大事だと言うくせに

学力重視の学生時代ですし、

個性が大事だというくせに

はみ出た人間は叩かれますし、

好きなことをしたほうがいいというくせに

好きなことに集中したら

やることやりなさいと怒られる。

黙食をしなさいという割には、

楽しそうにランチをしている。

友だちと距離を空けなさいという割には、

街の恋人は手を繋ぎいちゃいちゃしている。

子どもたちは、行動で大人をみている。

その目に応えているだろうか。

『どうして大人は〇〇なんだろう。』

子どもの頃こんなふうに思うことが多かった。

大人になることに期待できなかった。

大人になったらわかる、大人も楽しい。

でも、子どもには

子どもに伝わる姿でみせてあげないと

届かないと思いませんか。

歳を重ねると、じぶんに期待ができる！

そんな姿を見せていこうって思う。

あなたは、どう？