【子どもの怒りがなぜヒートアップするのか?】
おとなしいとおもったら
子どもたちが何やら騒がだしたー!
急にケンカが始まった。
わたしたち母親は駆け寄り言葉をかける。
あなたは何ていう?
「誰が壊したの!」
「手を出したのはどっち?」
「どうしてこうなったの!」
高確率で親は犯人探しをし、
ことの始まりをみつけ、
原因について正そうとする。
子どもは動揺すると
論理的な話は耳に入ってきません。
怒り狂った子どもに
簡単なはずの一問一答は
激ムズ問題なのです!
子どもが怒り始めたとき、
唯一の解決法は【感情的な慰め】
◎下の子におもちゃを壊された兄が
泣いて怒っている時
こんなところでやっているからよ!
どうしてここでやっているの?
あっちでやればよかったじゃない。
これは激ムズ問題ですよ💡
正しくは、
【それはショックだね!】
【怒りたかったでしょう。】
【もう一度作り直すしかないね】
めちゃくちゃ冷静にこれを言えばいいです。
マジックがかかったように落ち着きますから。
◎遊んでいたと思ったらうまくいかず
急に怒り出した我が子に
そんな強くやるからでしょう!
こんなことで泣くならこれでは遊ばせられないよ!
どうしたらいいと思う?
これも激ムズ問題ですね💡
正しくは
【うまくいかなくて泣いているのね?】
【それは悔しいね、母もそう思うよ】
【まず壊れたこれを直すことが先だね】
子どもたちが怒り狂っているときに
物事を正そうとしてもうまくいきません。
それどころかヒートアップするんです。。
母親は起きてしまったことに
【でしょうね。】という感覚で
対応することをお勧めします。
もう少し大きくなった時には
きっとたくさんの問題を持ち帰ってきます。
「ママ聞いてよ!〇〇ちゃんがさ!!!」
という話題に対しても同じです。
どうしてあなたはその時こう言わなかったの?
あんたが〇〇だったからなんじゃない?
と一問一答するのではなく、
【でしょうね!】の感覚で
「そう思うのも無理ないね!」
「よく耐えたじゃない。」
批判も忠告もせずに
気持ちの慰めに専念するのです♡
子どもたちが抱いた腹立たしい感情に対して
親が同情と理解を示す心のこもった対応は
子どもの怒りをしずめる効果がある。
しかも、それはどんなツールよりも絶大な効果。
言葉は強力なツールとして活用できます。
上手に扱えば活力を与えますが、
脅かしたり攻撃を与えることも。
子どもたちを褒めれば、希望が膨らむし、
自信を育む助けになります。
子どもを評価すれば、
不安や抵抗を掻き立てる手段にもなります。
子どもの感情を
ヒートアップさせないためには、
子どもにレッテルを貼らないこと。
【でしょうね♡】(慰めに専念)
【じゃあこうしよう!】(解決策の提示)
これで子どもたちの怒りが炎上してしまう事態を
防ぐことができますね♡