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『素顔が恥ずかしい』匿顔を望む子どもにいま大人ができること。

『素顔が恥ずかしい』匿顔を望む子どもにいま大人ができること。

【匿顔がいいという子どもに親ができること】

人前でマスクを外すことに強い抵抗を感じる人が、

感染予防の一環で着用している人よりも

気がかりです。

コロナを機に

素顔を見られなくて済む

安心感に気づいてしまったのだろうか。

確かに素顔を見せることは、

心の中を見透かされる気がして、

緊張するかもしれないよね。

必死になって笑顔を作らずに済むとか。

肌の調子が悪くても自信がもてるとか。

マスクがあるだけで人は何倍にも

外見がよくみえるので

新たな自分を作り出して、

関係性を構築することができるとか。

理由はいろいろ。

もうマスクが感染対策にどれだけ

無意味かかなんて話はいらないでしょう。

それよりもわたしたち大人が、

警告を鳴らしていかなければならないのは、

子どもたちが

友だちの素顔を知らずに

関わりをつづけていること。

『わたしかわいくないから』とか。

『肌汚いから』とか。

『下着見られているような気持ちになるから』とか

子どもたちにそんな感情を抱かせてしまっていること。

一度当たり前になったら抜けられないよ。

簡単には抜けられない。

どうするの、大人たち。

いつも遊んでいるお友達の

名前と素顔が一致しない。

付き合っている彼氏の素顔を見たことがない。

友達の前では

恥ずかしくてご飯が食べられない。

やっと外して笑ったと思ったら

写真はすべて加工写真。

気づいたらすぐにマスク着用。

子どもたちが、

じぶんの素顔、はずかしいって言ってる。

子どもたちの生活が、

この数年でどれだけ変わったか。

大人たちは本当にみていただろうか。

これだけ『個の主張』が出来始めた時代に

子どもたちにどんな経験をさせているのか。

自己肯定とか。

ありのままでとか。

あなたらしくとか。

子どもたちに感じてもらいたい

と思っていたことを

大人が先に摘み取ってしまったよ。

親はこれからなにをしたらいいかって、

とにかく生まれてきてくれてありがとう。

ずっとあなたはわたしの宝物。

あなたは笑顔がすてきだよねって

毎日たくさんの愛を表す言葉をかけたらいい。

そして、あなたがまず、

マスクを外すことの恐怖から抜け出すの。

子どもをどうにかする前に

あなたが変わる方が先。

大人が抜け出さない世界を

子どもたちにだけ抜け出していいんだよ、

なんてことが通用するわけないって。

気づいたらすぐやってみるんだよ♡