【みんな仲良くの呪縛は断ち切っていい】
児童館・幼稚園・小学校、
こどもたちの環境下ではよく
『仲良くすること』が
お部屋利用のルールにされていたり
目標に掲げられている。
何かあったときに
1番に助けになるのは
もちろん【じぶん】だけれど
次に親しい人。
人脈は金脈、それが財産になる。
日本の教育は、
『ともだち100人できるかな♡』
あの歌の通り
【みなと仲良くするべし】
それが未来の呪縛になるとは知らず、
小さい頃から徹底的に
刷り込まれるんですよね。
『わたしはこんな人が好き』も大事だけれど
『こういう人は嫌い』これもとっても大事。
じぶんと他者の境界線が
はっきり引けるというのはのちに
人間関係に振り回されない
自我の確立に役立つのです。
だから、
『わたし〇〇ちゃんやだ!』と我が子が訴えた時、
仲良くする方法を一生懸命に見つけさせるのではなく、
なにがそんなに不協和音を起こしたのかを知る方が
よっぽどその先のためになります。
『人を無理に好きになる必要はないよ。
あなたが生きる、その環境を整えるときに
残って欲しい人をまず大切にしよう。』
と言える親の勇気も必要ですね。
いま置かれている環境に
生きにくさを感じる時のほとんどは
小さいところで物事を判断していることが理由です。
内(自分の中)に耳を傾け
外(広い世界)に目を向ける。
そのお手伝いを
小さい頃から親がしていきましょうね。