【あなただけマスクしないことになるのはいい?】
6歳の長女の就学前検診でのこと。
幼稚園の敷地ではしないのに、
小学校に入ると徹底的に
マスクを着用する時期でした。
違和感しかありませんが、
小学校生活が始まる前に
ここで長女の意思確認を
もう一度しようと思っていました。
『小学校はきっと、全員、
あなた以外マスクをすると思う。』
『どうしてマスクしないの?って
聞かれると思うけれど、どうする?』
『え、しないよ?』
『マスクをする意味がわからないもん』
1年前、苦しいからいやだと言っていた彼女は、
ここ1年でちゃんとした理由を持っていたことに気づき、
そのまま先生のもとへ。
家庭で話し合い
自分が元気である時マスクは必要でないので
学校にも着用していきません。ということを伝えたところ
学校の反応はとても意外で、
「わかりました。」
ですが、
「中には不快に思われる方もいらっしゃるので
保護者会や懇親会で
お母様から着用しない理由をみなさんの前で
述べていただこうとおもいます。」
という返答をいただきました。
わたしにとってマスクは、
法律で定められていないのであれば、
寒かったら着る
暑かったら脱ぐジャケットのような
じぶんで着用を決めていいものだという認識なので
それをだれかに許可を取る必要もなければ
認めていただくものでもありません。
ということを伝えたら、
対応された教頭先生は、
ほんとうに理解のある方で、
「それならば、わたしたちがするべきことは
娘さんが孤立しない、後ろ指さされることのないように
お母様と相談することだと思うので
今後もなにかあれば、教頭に直接連絡をください。」
と言っていただき、
最終的には、
〇〇さんはなぜマスクを着けないのですか?という問い合わせが
保護者から学校にあった時は、
わたしがあらかじめ用意したお手紙を
渡してくださることになりました。
娘の表情は晴れ晴れしていて、
小学校生活が本当に楽しみのように
感じられました。
娘はわたしと同じく
こう在りたい、がとても強いので
これからも『みんな』という呪縛に混乱するでしょう。
親ができることはなにか?
子どもたちが選択しやすい環境を一緒に作っていくこと。
そこに親が介入することは
これからの時代とても大事です。
その前に子どもたちが
本当はどんな思いを持って
生きているか?過ごしているか。
日常から察知できるように
関わっていこうね。