【あなたの性別は何?発達障害?】
LGBTという言葉がさかんになり
性別でカテゴライズせず
ひとりの人間として扱う動きも出てきました。
それは、成人だけでなく
子どもも同じです。
女の子なんだからスカートがいいんじゃない?
女の子なんだから立ちションなんてしません!
男の子だから青を選ぶと思われたり、
髪の毛をバッサリ切ったら驚かれたりと
大人は概念が固定されることにより
〇〇ならこんなことしない、と思いますが、
その子の中では問題のないことなので
立ちションをしたり、ズボンを選んだり、ピンクを選ぶこともあるでしょう。
そんな中、
子どもたちの選ぶ感覚を否定された時、
幼い子どもの場合は性別のゆらぎを経験します。
うちの子LGBT?
トランスジェンダーかな?
発達障害かな?
疑問を抱く気持ちもわかりますが、
わたしはこう思うのです。
自然界では男も女も同じ動物として生き、
備わる本能のまま、
狩をしたければする
子育て担当する、子孫を残す。
一つの動物をこれだけ
カテゴライズしているのは人間だけです。
カテコライズは細かくなればなるほど
辛いものがあります。
大きく分けてわたしたちは人間。
そう思った方が楽です。
なぜなら、
こどものトランスジェンダーはなかなか
見分けがつきません。
中にはお墨付きの『診断書』欲しさに
精神科などに急いでかかる親御さんもいますが、
親がするアプローチは変わりません。
好きなおもちゃで遊ばせよう。
好きなお友達と関わらせよう。
好きな洋服を一緒に選ぼう。
好きな色で表現させよう。
笑顔になるものを見つけていこう。
これらは性別がどちらであっても
普遍的に親がおこなっていくことです。
男女で子育てを変える必要はありません。
大切なのは、お子さんの気持ちを押さえつけないことです。
そのために
この子はどんな考えを持つ子なのだろう?
なにをしている時が楽しいのだろう?
どんな景色を見たい子なのだろう?と
我が子の心のなかをよく知るための会話ができるといいですね。