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年末年始に向けて把握!思わぬもので命取り!?緊急時に慌てないために。

年末年始に向けて把握!思わぬもので命取り!?緊急時に慌てないために。

【身近になりつつあるもので命取りにならないために】

お店に入る時、家に帰った時

仕事中でもちょこちょこと

習慣づいている消毒。

今では子どもたちが積極的に

消毒剤に手を伸ばすようになってきた。

本当に身近なものになったと思います。

ところがこの消毒による事故が多発していることはご存知?

スタンド式の消毒剤は、

2〜4歳のこどもの背丈にちょうどよく

大人が勢いよくシュッとすると目に入る高さ。

アルコールが目に直接入った時に

思わず目を閉じる本能が反応しますが、

目の表皮は〈粘膜〉です。

大人の目よりも薄い皮の子どもたちは、

想像以上に痛みを感じますし、

濃度の高いアルコールであった場合は、

眼球の膜が剥がれ落ちることもあるでしょう。

目に入ったと思われる様子があったら

すぐに流水で流すんだよ!

大人は知っておいてね!

そして今年

夏頃に話題になった

アルコール消毒による子どものアルコール中毒。

消毒剤が頻繁に使われるようになり

保育園での消毒剤は、

至るところに設置しています。

日常化した物こそ、

危険度の認知は低くなります。

そこらへんにポンとおいてしまうあるしょう。

“シュッシュっ”とした時に

それがきつい匂いであったとしても

子どもには【ただの水分】

だから舐めてしまうのです。

5歳の女の子が消毒液を舐めて

意識不明になった事故もありましたね。

もちろん死亡事故もありました。

アルコール成分の吸収ルートは

〈口から・鼻から・皮膚から〉

そして勘違いしないでいただきたいのが

消毒剤はアルコールと水でできているとは限りません。

許可されていない薬剤が含まれている場合もあります。

実際にアメリカではその成分で子どもが死亡しています。

吸収のスピードの違いはあれど

一度に多くのアルコールを吸った時には

『頭がくらくらする』などと訴えます。

口から摂取した場合は、

顔面蒼白・呼吸停止・嘔吐・泣くが考えられます。

飲んだ分の量を嘔吐していれば

ひとまずは安心ですが

そうでない場合は中毒110番へ。

この冬、一番危険が潜むのは

子ども用に対策されていない実家や親戚の家での事故です。

人が多くざわざわしている中

一瞬の隙で起こる事故は、

命取りになります。

消毒液はもちろん

タバコや小さなおもちゃ、

ペットボトルのフタなど

危険回避だけは親がしておきましょう。

緊急時に慌てないように

中毒番号や誤飲番号は控えておきましょうね!