【37.5度は熱なの?子どもの発熱ボーダーラインは何度?】
37.5度。
保育園・幼稚園はすぐに早退です。
街中でも
お店に入るたびに検温されていた時期がありましたよね。
37.5度まで上がったらどうしますか?
病院に駆け込む?熱冷ましを使う?
抗生剤を飲む?カゼ薬を飲む?
もちろんこれらのアプローチが必要なこともあります。
我が家の場合は、
・寝ている。
・おしっこが出ている。
・汗をかいている。
・熱があがったり下がったりしている。
・機嫌が悪くない。
このチェックさえクリアしていれば、
家で看病するでしょう。
医者も看護師も薬剤師も知っています。
カゼを治す薬はありません。
子どもの発熱の原因のほとんどが、
ウイルス性ですが、
これは抗生剤が効きません。
効果がないどころかむしろ
腸内細菌を殺します。
チェック項でも問題がないのに
解熱剤を使う必要もありません。
却って治りを遅らせることもあれば、
脳へのダメージの可能性があがります。
ただし、熱があるのに
なにもしないわけではないですよ。
熱が上がり切れば、身体を冷やしますし
お腹が空けば食べたいだけのごはんを用意します。
お手当を使う人もいるでしょう。
なぜこのようなアプローチでいいのか?
熱が出るということは、
身体に侵入してきたウイルスに対し
備わっている免疫チームが活動することで
熱放出が高まります。
健康な時、私達の体温は、
主に肝臓、筋肉、脳で作られ
35度から37度に保たれています。
子どもは大人より高いと思っていてください。
その平熱よりも熱が上がっているという時は、
身体の中で白血球が病原菌と闘っている証拠。
実は白血球が一番活発に活動できる温度は、
〈 37度から38度 〉
そのため身体は体温を上げて白血球の働きを助けているのです。
37.0度は身体のなかで
そわそわしているものがあるかも?という時期。
37,5度は身体の中で
免疫の活動が始まるかどうかのボーダーラインです。
ということで
あ!発熱した!のボーダーラインは、
38.0度で良いと思っています。
もちろんここで重要になってくるのは、
数字をみながら
Before Afterを親が把握しておくことです。
・眠れていない
・おしっこが出ていないようだ
・まったく汗をかかない
・まったく温度が上がらない
・機嫌が悪くずっと泣いている
そしてもっとも大事なのは、
40度以上の熱を片時も下がることなく
キープし続けている時です。
体温計に42度以上の表記がないのは、
人間に42度以上がありえない数値だからです。
なので40度を超えたら
どんどん身体を冷やしてあげましょう!
休める人・休みたい人は
37.5度でも休んでしまってね。
それに越したことはないのだから。
でも、こどもの発熱は、
だいたい38度を超えないと
『発熱』とは考えなくて良いです◎
だって、
37.5度なのでおうちに帰ってくださ〜い!
とされてしまうと
ほとんどのママが困りながら
仕方なく病院に行き、時間も労力の消費することになりますよね?
本当になにかのウイルスに侵され
発熱しているかどうかを確かめるよりも
元気にご飯を食べ、ふざけ、眠れているか?
のチェックをしていきましょうね!