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命の授業ができなこどもたち。はどめ規定?

命の授業ができなこどもたち。はどめ規定?

【はどめ規定って知ってる?】

令和元年度の人工妊娠中絶件数は

156,430 件。

じつは、

性交を避けて授業をしているという学校は多いのです。

その理由の一つが

学習指導要領にある「はどめ規定」

小学校と中学校では

理科や保健体育の授業の中で

命について考える瞬間があります、

それでも少しだけ、掻い摘んだ感じで。

だけれど、知っていますか?

日本の保健体育の学習指導要領には、

「人の受精に至る過程は取り扱わない」

「妊娠の経過は取り扱わない」とあり、

学校で性交について教えることを避けるようにされている。

「はどめ規定」は、

学習指導要領に記載されたのは1998年だそうで

文部科学省に問い合わせたものもいるようですが

「経緯が分かる資料が残っていない」

という回答が返ってきた、と。

それによってリアルな描写で表現することは難しい。

『愛しあっていれば、性交したいと思うのは自然なこと』

『男性のペニスが女性の膣に入り射精する。 

精子が卵子に到達すると、受精しそれが赤ちゃんの元だ。』

『気持ち良いと思えばすべての人が自慰行為をする』

こんな普通のことが、

日本では子どもに知らされないのです。

大人が子どもに教えることに

制限されているのです。

学校の教育内容に、政治が介入してくる。

命に関わる情報に、政府が制限をかけてくる。

中学を卒業したら、進路はバラバラです。

だから、義務教育の間に、

すべての児童に平等に性教育をしておくべきだと思うのです。

ですが、社会が変わるにはまだまだ時間がかかります。

とんでもなく長い年月がかかる。

あっという間にあなたのお子さんは、

人を妊娠させることができる年齢になりますし、

かわいかったあの子は、

簡単にお母さんになれる年齢へとなります。

お母さんやお父さんがまず

性について話せる関係にいましょう。

お母さんが学校教育を待たずに

我が子へ生理や性交、避妊について教えましょう。

そして、どうしたらあなたのデリケートゾーンが

心地よくかつ優しい扱いができるかどうかを

教えられる女性になりましょう。

お母さんが変われば家庭は変わります。

お母さんが変われば、子どもも変わります。

あなたがまず、

じぶんの性について身近なものに

していこうね。