【ニュースの見方を間違えるな。事実の確かめ方】
『最近、殺人事件が多いわね〜。』
こんなバ○なセリフを親が吐かないこと。
ニュースの見方を間違えると
こんなセリフを言ってしまうことになる。
『最近、殺人事件が多い』
そう思うのは、ニュースに取り上げられる件数が多いからで、
それは錯覚だし、勘違いです。
日本での殺人事件は
毎日1件あるくらいのスピードで繰り替えされています。
(自殺者は1日に59人の計算ですよ)
【最近殺人が多い】ではなく、
【今回はたまたま目玉ニュースとなって取り上げられただけ】です。
報道した時に国民の興味のそそり、
話題となるものを選ぶのは
当然のことでしょう。
対して話題性のない、
興味のなさそうなことを報道したって
テレビ側にはなんのメリットもない。
逆に、報道しておきたい話題で
盛り上がっているときなんて
国民のだれが死のうが1ミリも話題にあげないのだから。
そういう視点で大人が持ち合わせていないと
報道を表面だけで情勢を受け取ることになるでしょう。
ニュースを(受動的に)受け取る時には、
✳︎なぜこのタイミングで報道するのか?
✳︎どうして報道しなければならないのか?
✳︎それに関連することが起きそうなのか?
✳︎どこにメリットがある情報なのか?
そして、
受け取るだけでなく(能動的に)取りに行くこともする。
✳︎この後なにが起こそうとしているのか?
✳︎優先したい何かがあるのか?
✳︎急いで叶えたい何かがあるのか?
これらは自ら情報を取りにいく必要がありますね。
疑え!ということではないです。
子どもたちは、
ネットにつながった瞬間
情報の海へと投げ出される。
嘘の情報や、デマをどう見抜くか。
もちろんだけれど、
まずは『事実』とはなにかを教えていく必要がある。
『事実』は、
光の当て方で見え方が違うことを認識する力、
そして、見えるだけの情報を取りまとめ、
じぶんの頭を使って考察する力が問われる時代です。
それを、子どもに教えていくには
あなたがまず、
頭を使って考察する必要があります。
何事も、
【情報50:体現50】ですよ。
あなた自身が
身を持って感じたことや体現したことを
交えながら判断していくのです。
情報に操作されないために、
あなたの頭から変えていこう。