これからを生きる子どもたちのママへ
~取り返しのつかないことをさせないための心得~
今年度、わたしの娘も小学生。
娘が『学校』という世界に飛び込むことは
不思議と心配が勝ちます。
学校生活を送る子どもを持つ現代の母たちが、
心得ておくことを独断の世界で話します。
子どもは大人と違い
取り返しのつかないことはほとんどありません。
あるとすれば『自殺と殺害・暴力』
『取り返しのつかないことだけはするな』
親が必ず人生で教えていたらいいと思うことはこれだけ。
それでも、
どうしても辛く、苦しく、
取り返しのつかないことをしそうになった時
子どもがそれをせずに踏みとどまるためには
どうしたらいいか。
それは、
【ある時間、じっくり待つこと】
もうだめだ、あきらめる。と思い
取り返しのつかないことをする前に
ある時間、待ってみることを親は教えて欲しいのです。
世界が狭い子どもにとって
このある時間じっくり待たせてみるということがとても大事です。
わからないわからない・・と解けない数式に対して
とりあえずその問題を括弧の中においておくこと。
初めから逃げるとかそういうこととは違く、
一旦その問題からは離れて生きてみるということ。
そのうち、括弧の中の問題が自然と解けたり、理解できることがあります。
この問題はまだ解決できていないけど
もう少し待ってみよう、と考えることにする。
それだけでどんなに心が軽くなるか
わたしも子どもの頃助けられたことがあります。
『ある時間、待ってみる力』を子どもに教えておくことが
小学生時代には必要です。
それは子どもももちろん、
大人にとっても生きていく上で
本当に難しい問題にぶつかったとき
一応それはまだいいや、待ってみよう。
とある時間おけるようになると、
救われる場面はあるのです。
ある時間待っている間に
わたしたちは考えが改まり、
たくましくなっていることに気づくはずです。
そうやって、
子どもの生きている世界に
とりかえしのつかないことが起きることがないよう
大人はいつでも『ある時間待つこと』を準備していよう。
簡単に自殺・殺人のできる道具がそろう時代です。
簡単に助長させることができる世界です。
時を急くことなく、じっくり待つことを選択できる家庭にしておこう。